2006/11/18

善悪の彼岸

今回ブログを始めるに際してタイトルをつけなきゃいけなかったんですが、何かエスピリの聞いたネーミングがないかなあと、それで僕の好きな哲学者の代表作から名前をいただいてみました。といっても正直に告白するとこの「善悪の彼岸(仏題: par de la bien et mal)」、まだ読んだことないんですよね。それで、いまネットでさがしてみたら英語全訳があったので、後でよんでみたいと思います。無事よみおえたらあとで感想でも書こうかなと思います。

ニーチェて、キリスト教は奴隷の宗教だ、神なんて死んだんだよ、だから宗教なんてそんなものはくそくらえで、みんな自分の意志で立ち上がれ!とまあマッチョな哲学なんです。
大学生のころ、神は死んだなんてずいぶんパンクなこと言うなあ、と思ってもう一個の代表作「力への意志」を読んだんです。今となっては内容はほとんど覚えてないんですけど。

ヨーロッパはこの奴隷の宗教であるキリスト教のおかけで思考停止に陥っている、だから困っているのです、というようなことを言っていた気がします。日本にいると「ふーん、そうかね」とあまりピンとこないのですが、実際ヨーロッパにきてみるとニーチェさんのいうこともわかるような気がします。(僕は宗教を信仰すること自体は悪いとは思いません)

ニーチェがナチズムを生んだとか批判もあるみたいですが、まあそこらへんはどうなのか正直よくわかりません。
いずれにしてもニーチェって既存のエスタブリッシュメントに反発したがる若い頃にはすごいしっくりくる哲学なんだと思います。



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